危険なオンラインカジノの見分け方!詐欺・イカサマカジノの特徴
オンラインカジノの数は2000ほどあるとされています。日本語に対応しているカジノは20~30ほどでしょうか。最近は新規のカジノも参入することが多くなりカジノ側の競争も激しいものになってきています。
多くのオンラインカジノは優良な運営を心がけていることは間違いないですが、なかにはオンラインカジノの経験があまりないプレイヤーを狙って悪質な経営をしているところもあります。
そんな詐欺やローグと呼ばれる悪質なカジノに騙されることのないように特徴や見分け方を紹介していきます。
危険なオンラインカジノの特徴
まずは、危ないオンラインカジノの特徴からです。
これらの一つでも当てはまれば、疑いの目を向けるべきだと思います。
100点満点の運営を行っているカジノというものはありませんが、それでもわざわざリスクをとってまで危険なカジノでプレイすることはないのではないでしょうか。
危険なオンラインカジノの特徴 | |
特徴① | 導入プロバイダーが少ない |
特徴② | 導入の決済方法が少ない |
特徴③ | 信頼度の低いライセンス |
特徴④ | 極端な条件のボーナス |
特徴⑤ | サイトが作りこまれていない |
導入プロバイダーが少ない
ゲームを提供するプロバイダーの中には第三者機関の認定や厳しい審査を受けた会社もあります。中には政府が発行するライセンスを持ったところもありますので、複数の信頼性の高いプロバイダーと契約しているカジノは優良だと言えます。
なかには単一のプロバイダーによって運営されているところも。Playtech系はまだいいとして、全てのカジノが悪質というわけではありませんがRival社、Realtime Gaming社によるカジノは地雷率がかなり高い印象です。
導入の決済方法が少ない
信用力が低いとecoPayz(エコペイズ)や他の決済サービスと提携ができません。以前新しいカジノができたので入金不要ボーナスをもらって放置していたのですが、そのカジノは仮想通貨だけの入出金方法でした。
そしてすぐにWebサイトはアクセスできなくなり、入金していた人がいたのかは定かではありませんがいわゆる夜逃げという状態になってしまったのです。
決済方法があまりに少ない場合は信頼性という面でみると頼りないものになることを覚えておいてください。
信頼度の低いライセンス
日本市場に参入しているオンラインカジノのライセンスはほとんどマルタかキュラソーです。簡単に信頼性を図る目安として使われることが多いですが、確かに有効な方法であると思います。
その他の国のライセンスであってもヨーロッパ系のものであれば、信頼できるものになります。しかしながら中南米や東南アジアのライセンスで運営されているカジノはお世辞にもいい評判はあまり聞きません。
ライセンスはユーザーに安全性や公平性を評価してもらえるものになりますので、それだけ運営の本気度がわかります。ライセンス料を出し渋っているようなカジノは財政状況という面でみても魅力的には映らないはずです。
実際に使っている人の評判には負けますが、簡単な指標としてあまりに聞いたことのないようなライセンスのオンラインカジノでは入金することは無いようにしてください。
極端な条件のボーナス
オンラインカジノに入金するとなんらかのボーナスがつくということはもうご存知だと思います。
特に初回の入金には多いところで200%程度のマッチングボーナスが付くことも。しかしながら、ボーナスの形態によっては好きなときに出金できなくなるなどのこともあるため、ボーナスを使用する際にはよく規約を読んでからにしてください。
そして、極端な好条件のボーナスには注意が必要です。自分が見た中での最大のマッチングボーナスは1500%というものでした。100ドル入金すると1500ドルのボーナスが付くのですが、こんなことをしているようではまともな経営をすることは不可能です。
ボーナスの現金化に成功する人は条件にもよるのですが、3割程度いるらしいです。ボーナスを進呈するということはそれだけ、プレイヤーに出金させるチャンスを与えることになるのであからさまに好条件なボーナスには疑いを持ってかかるべきではないでしょうか。
サイトが作りこまれていない
古めかしいサイトであったり、チープな作りのカジノは避けるべきです。オンラインカジノを運営していくには集客が鍵となります。サイトの制作に力を入れることができないようなカジノはまともな経営ではありません。
危険なオンラインカジノを見分ける方法
自身の経験から悪質なサイトを見分ける方法を簡単にまとめました。
このほかにも自分はこのような方法を使って、判別しているというようなことがあれば下のコメント欄にて教えてください。
入金する前にクチコミサイトをいくつか参考にしよう
現在はGoogleの自動翻訳機能の精度もかなり上がってきており、英語が読めなくとも海外のフォーラムの投稿を読むことが可能になってきました。
新規のサイトがでてきたときは私は必ずAskGamblersで評判や情報を確認するようにしています。
日本だったらジャパニーズカジノや必勝カジノオンラインZなど良いでしょうか。書いてある文体はひどいものですが、5ch(旧:2ch)で話題にしてみるということも良いと思います。
また最近では、徐々にプレイヤーの増加によりTwitterでの交流も盛んになってきました。自分も情報交換の場として使わせていただいています。
危険なカジノを見分けるためにも、確かな情報が欲しい場合はクチコミサイト。ネット上の情報は大体ポジショントークになることが多いですので本音を聞きたい場合はSNSを利用するように使い分けをすると良いでしょう。
サイトのレイアウトが似ていないか?
オンラインカジノは日本人向けのベラジョンカジノや世界の人向けのインターカジノのように一つの企業が複数のカジノを経営していることが多いです。
この2つのカジノを運営しているDumarca Gaming Ltdのように明確な目的があってサイトの構成を使いまわしているケースは良いのですが、ひどいところだと配色を変えただけのレイアウトのオンラインカジノもあります。
なぜそこまでして、サイトを作るのかというと一つのサイトでは集客が上手くいかず経営が上手くいかないのです。そしてそういうサイトの多くはライセンスに問題があったり、不払いなどの良くない噂があったりします。
このカジノとあのカジノは似ているなと思ったときは運営している企業情報を調べてみてください。
日本語に対応していないカジノは基本的におすすめできない
皆さんはKYC(本人確認)のときにどのような書類を提出していますか?私の場合は運転免許証と住民票です。パスポートがあれば一番良いのでしょうが、これらの書類は日本人が読んで初めて理解できるものであり何らかのトラブルになることもないとはいえません。
世界の常識として英語ができないとかなり舐められます。オンラインカジノでもそれは同じで海外のフォーラムでは評価が高いのに、日本人にはすこぶる評判が悪い。
そんなカジノもあるので日本人が在籍していないといくらWebサイトが日本語でも使わないようにしています。
ライセンスの表記がないと危険
カジノのホームページにはマルタ、キュラソーなどの国が発行するライセンスの表記があると思いますが、この表記が偽装、またはない場合のカジノも存在します。
ライセンスが切れるとその国が発行するライセンスの画像の表記に進入禁止のようなマークが付きます。そして、正常な場合ではライセンス画像をクリックするとマルタだったりキュラソーのゲーミングライセンスのホームページに飛ぶようになっています。
オンラインカジノは国が発行するライセンスがないと運営できないことになっているので、いくらキチンと支払いが行われていても違法となりプレイするだけでも危険です。そういうサイトでは遊ばないようにしてください。
ベラジョンオンラインカジノは、キュラソー政府により発行されたライセンスを所持しており、コンプライアンスに遵守し運営されています。
イカサマ・不払い・詐欺などの問題があるカジノ
日本語対応のオンラインカジノの有名どころは良いカジノがほとんどですが、なかにはScam(詐欺)、Rouge(ローグ)まがいのカジノもあることは事実です。
プレイヤーの規約の読み込み不足による不払いなどは別として、悪質なところだとカジノ側が恣意的にプレイヤーのアカウントを凍結するなどのこともあるようなので入金する前に評判を調べることは必須と言えそうです。
【不払い・違法なゲーム】1xBet
ロシアの企業が運営しているカジノが遊べるブックメーカーになります。日本語に対応しており、いくつかのサイトでは紹介されていることもありますがプレイヤーの評判は最悪と言ってもいいほど。
ライセンスに係わる問題があったり、著作権を無視したゲームを配信したりでやりたい放題という印象です。
そして、一番の問題はアカウントの停止や凍結の報告がとても多く、賭けに勝っても引き出しを行うことができないという我々プレイヤーにとって最低なブックメーカーです。
私の知人も被害にあっており、何かと理由を付けられ出金拒否をされてアカウントを凍結されたと言っていました。
事前に調べることなく入金したプレイヤーにも問題がありますが、ここまでの悪評があるサイトを紹介する方にも問題があるのではないでしょうか。
【ライセンス無し】Spartan Slotsカジノ/Black Diamondカジノなど
入金不要ボーナスをばら撒いているカジノ。日本語には対応していないものの、サイトのレイアウトがほぼ同じなので運営元も同じになるのではないでしょうか。
登録すると1週間に1回はフリースピンが付与されます。同じ運営元と思われるのはオファーのメールが受信されるタイミングが同じだから…。
入金したわけではないので断定することはできませんが、そんなバラマキを行っているようでは経営ができません。
Askgambersでも複数のサイトがブラックリスト入りしています。理由はライセンスが確認できなかったため。ライセンスがないとプレイヤーは保護されないので自己責任でのプレイになるとのことです。
過去の事件の教訓から安全であるオンラインカジノの条件
2016年に3つのオンラインカジノに関する事件がありました。NetBanQ事件、スマートライブ事件、ドリームカジノ事件。これらの事件の教訓から逮捕や起訴されることのないカジノの条件を解説します。
日本人のみに特化していない
いくつか日本人をターゲットとしているカジノがありますが、それらのカジノは世界の人にも門戸が開かれているはずです。
日本人のディーラーで日本語でライブカジノがプレイできるなど、日本人のみを対象としたと思われるカジノは検察のさじ加減一つでプレイヤーが逮捕された過去があります。賭博罪の適用は日本国内の法律の対象となるのかが、大きな争点の一つです。
あまりにも日本人に特化しているサービスは危険な香りがすることを覚えておきましょう。
日本国内で運営されていない
これはサーバーの所在地やサービスが日本国内で運営されていないことも重要な要点になります。
日本国内でのカジノの運営は前述のとおり賭博罪が適用されます。闇カジノやネットカフェを装ったインカジと呼ばれるものは日本国内で運営されているとみなされ賭博罪が適用されることになり、プレイヤーも単純賭博で罰を受けることに。
日本では認められていない存在のオンラインカジノですから、日本を前面に押し出しているカジノはちょっと不安があることは事実です。
なにかあった後では遅いので、疑わしきには近づかずということが最も安全ではないでしょうか。
まとめ
- プレイヤーの評判に勝るものはない。自分で調べて納得できるオンラインカジノでプレイしよう
- 過去の事件から日本で運営されていると判断されるとアウト。疑わしきには近づかずが安全
- グレーゾーンのギャンブルであることには変わりはないので、そもそも論としてやらないという選択肢もあり
オンラインカジノは数あれど、法律が整備されているわけではないのでボーナスの形態や運営の仕方は様々です。IR法案が整備されようとしていますが、反対や最後の抵抗にあっているようでなかなか釈然としないような状況です。
オンラインカジノは規制はされることはあっても、認められるということはなさそう…。
私はそう思っていますが、日本にカジノができて法律が整うまでには時間がありそうです。規制されるまでの間は安全とされているオンラインカジノで勝負をしてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
以上で危険なオンラインカジノの見分け方とその特徴の紹介を終わります。